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「吉備路自転車道ロードマップ」作成中

「吉備路自転車道ロードマップ」作成のための調査に協力いただきましたみなさん、ありがとうございました。

現在、3月末までに作成すべく、作業を進めています。沿線の史跡などの紹介スポットをどこまで入れるか、または入るのか、検討中です。コンビニや距離、英文などを入れてほしいとの要望もあり、どこまで盛り込めるか、もう少ししないとわかりません。

途中で報告する機会があればと思っています。よろしくお願いします。

「自転車先進都市おかやま」の早期実現を

岡山市の高谷市長が「自転車先進都市おかやま」を宣言したのは、2年前の2011年2月のことでした。それまで検討されてきた「岡山市都市交通戦略」の中で、大きな課題として指摘されたのが、「公共交通の衰退」「車を運転できない高齢者の増加」「住所や商業の郊外化で都心の空洞化」の3点でした。その解決策として「自転車の活用」「LRT(次世代型路面電車)の導入」「公共交通の充実」が示されました。この中でまず「自転車先進都市の実現に向けて実行戦略を」と、高谷市長は2月議会の所信表明でこの「自転車先進都市おかやま」を宣言したわけです。そして12年度の自転車関連予算として、約1千万円を付けました。

この年、「自転車走行空間」「駐輪スペースの確保」「コミュニテーサイクルの導入」「自転車マナーの向上」などについて目標とスケジュールを決めていくため、自転車政策の実行戦略策定を東京のコンサルタント会社にまるごと業務委託しました。

2011年12月には、自転車通行帯をネットワーク化すると称して、JR岡山駅北側の市道の一部約160mにブルーのラインをひいて自転車レーンを設置しました。また、3回目になるレンタサイクルの社会実験も実施(11年度の9月〜3月)。ドイツ製の自転車を導入しましたが、今回初めて有料としたためか、利用率は過去最低でした。有識者懇談会も数回開催されましたが、11年度で終了し、その後は開かれていません。

2012年3月の地元新聞の全頁広告企画として、高谷市長や岡崎商工会議所会頭らと鼎談しています(予算が余ったのか)。その中で高谷市長は、「自転車先進都市おかやま」事業を重要施策の一つとして精力的に取り組んでいきたい」と発言しています。

しかし、その後の2012年度は、予算をとっていたレンタサイクルは駐輪場所が確保できないことを理由に実施されず、確保していた予算を翌年に繰り越すことにしたそうです。駐輪場所が確保できないなんて、これまで3回の社会実験で何を蓄積したのでしょう。自転車レーンも、前年にJR岡山駅北側の市道に約160mほどを設置しただけで、この年に延長されることもありませんでした。自転車に関する懇話会(有識者会議)も開催される気配はありません。この懇話会を継続していれば、市民の声を届けることができたのですが、それも続けるつもりはなかったようです。2012年度は自転車政策はコンサルが作成した「実行戦略」はまとまったものの、具体的に何をするわけでもなく、一挙に失速。トーンダウンしてしまいました。

2013年の高谷市長の年始の挨拶でも、「自転車先進都市おかやま」事業の推進についての発言は聞こえて来ません。2014年に岡山市で開催される「国連ESD(持続可能な開発のための教育)の10年」最終年会合で、「自転車都市」をアピールするねらいがあったようですが、全国を見渡してみると現状は「自転車先進都市」といえる状況ではありません。少なくと年度末までの3カ月間は、ほうかぶり状態のようです。

このように「自転車先進都市おかやま」にすると宣言はしたものの、その道は今や五里霧中。市長として、政治家として宣言した発言は重いはず。秋には市長選ということですが、このまま逃げ切ってしまうのでしょうか。「自転車先進都市おかやま」実行戦略を推進し、全国の先進例となる都市にしていきたいものです。私たち市民団体も応援します。