おかやま自転車ネットロゴ
自転車photo1 自転車photo2 自転車photo3

自転車はどこを走るの?【2】

道路交通法の第17条と18条で、自転車は「車道」の「左端」を走ることが義務づけられていますが、第63条で「自転車の歩道通行」について書かれています。

 ■道路交通法 第63条4 第1項(普通自転車の歩道通行)

普通自転車は、次に掲げるときは、第17条第1項の規定にかかわらず、歩道を通行することができる。(略) 道路標識等により普通自転車が当該道路を通行することができることとされているとき。

この道路標識というのが「自転車及び歩行者専用」の標識のことです。この「自転車及び歩行者専用」の標識がある歩道は自転車が通行してもよい、ということです。

「自転車及び歩行者専用」の標識とは、青地に人と自転車が白抜きで描かれた看板です。その下に「自転車通行可」文字がセットになっている看板もあります。「おかやま自転車ネット」が今年に作成したマップでも、この看板のある道路を調べ、地図上に表記しています。

第63条は番号が示すように、後になって第17条と第18条の原則に対し例外規定として追加されています。第17条と第18条の原則で自転車はみんな車道の左側を通っていました。

ところが、高度経済成長の時代の中でクルマが道路にあふれだし、自転車とクルマがかかわる事故が増え、1970年にこの条項を追加しています。

以来、これまで40年以上が経ち、自転車が歩道を通るのが当たり前になってしまいました。車道の左端を走る原則があるのに、自転車は歩道を走るものと思い込んでいる人さえあります。実際、自転車で車道の左端を走ると危険な道路が多いし、時にはクルマのドライバーにクラクションを鳴らされて怒られることさえあります。

歩道では歩行者と自転車が混在し、歩行者と自転車の事故は増えて、重大な事故が発生し深刻な事態になってさえいます。

今後は、歩道は歩行者が安心して歩け、自転車も専用のレーンで安全に走れる道路に改善していく必要があるのではないでしょうか。